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後継者のための「FBSP」企画案
「FBSP」=Family Business Succession Planning
(FBサクセッションプランニング)

Family Business Succession Planning Header

サクセッションプラン作成の趣旨・目的

「社長業」という専門職に求められる能力は多岐にわたります。
創業者、二世代目、三世代目、でその内容は変わります。

昭和から平成にかけての時代での社長の舵取りの在り方と、令和になった今の社長に求められるものは違います。

川の流れに例えるならば、前者は流れ下る急流を下る「川下り」の中で転覆しないように舟の上でバランスを取るような立ち位置だったでしょう。低成長の時代が長く続く今の時代の社長はどうでしょうか。流れは穏やかかもしれませんが上流にある目的地に向けて「川上り」をするために必死で舟を漕ぐような努力を強いられています。

このような時代の変化の中に置かれている会社の現状について、上の世代と次の世代の間には大きな認識のギャップが存在しています。まずは、この前提について共通の理解を得るために、第三者がコミュニケーションを促進する必要があります。

FBSPの内容

後継者がトップの立場を受け継ぐまでに習得しておくべき事が3つあると私は考えています。

1. 自社の事業と業界の環境変化についての客観的な見立ておよびトランスフォーメーションの必要性と方向性の理解
2. 20年後を見据え、時代の変化に合う新規事業の構想力と実行に向けた方策の理解
3. ファミリーのマネジメントに関する知識と実践

サクセッションプランニングでは
・具体的な事業についてビジネス面での棚卸しを行い
・会社経営のオーナーシップのあり方を検討し
・経営承継に向けてファミリー全員の役割認識を明らかにする
ことを目標としています。

Kenji Baba

馬場研二の役割

具体的には、経営承継予定のご子息/お嬢様を中心に、会社の経営に携わるファミリーメンバーそれぞれが、自社と業界環境の分析に基づき、会社とファミリーの永続的な発展を目指して適切なコミュニケーションをとりつつ、経営承継プロセスにおいて自身に求められる役割を理解して行動できるようになるために、家庭教師のような個別面談による支援を行います。

基本プランの内容


期間 1年間


内容

  1. ファミリーメンバーが揃ったミーティングを3回開催
  2. 個別面談を毎月2回、1回2時間の面談を基本として実施

費用 月額20万円


プロセス・具体例

Process

(1)ファミリーメンバーミーティング 全3回
キックオフ時(第1回)
本準備作業の進め方について全員で共有する。
進め方について、疑問点がないか確認する。

中間時点(第2回)
進捗について共有する。
お互いに進捗について報告する。
「三位一体計画書」を作成してみる。

最終報告(第3回)
全体を振り返る
まとめと今後について相談する

(2)個別面談 全24回
承継予定のご子息/お嬢様 12回
承継する側の社長様     6回
社長の配偶者        3回
承継予定者の兄弟姉妹    3回
*面談内容の基本12項目については、個別にお問い合わせいただいた方にご案内いたします。